【本紹介】ツンデレショタはよいぞ
Under the RoseとHoney Rose 【合本版】は私が大好きな船戸明里先生の本です。
船戸先生のことは、私は「LUNAR~シルバースターストーリー」で知りました。
3人兄弟だったこともあり、ゲーム機の取り合いもありだったのでプレイはしていないのですが、妹がプレイしている横でずっと見ていました。合間に入るアニメシーンが、それはもう綺麗で綺麗で感動したことを覚えています。
そのLUNARのファンムック的な本に、船戸先生が登場人物のミアという女の子の登場シーンのアニメ絵コンテを担当されたと知り、漫画家がどんな思いをこめてキャラを動かすのか、掲載されていた絵コンテの一部を必死で読んでいた記憶があります。
その後外伝の、「LUNAR ヴェーン飛空船物語 (バーズコミックス デラックス)」を読んで絵もさることながら物語の繊細さにも感動し、惚れ込んだ漫画家さんの一人です。
Under The RoseとHaney Roseはそんな船戸先生が描く、一夫多妻であることを選んだ伯爵貴族と妻たちの愛憎、正室の子・妾腹の子の絆や葛藤、身分違いの恋やら歪んだ愛情からまっすぐな愛情まで複雑に絡み合う一家の物語です。
そろそろ11巻発売されないかなーと思いながら、今日は久しぶりに現在出ている10巻まで読破しました。
私は最近電子書籍派に成り下がってしまったのですがいつでも読めるのは本当に良いです。
そして少年ライナスとアルバートの掛け合いが最高に癒される。
少年ライナスは最高に尊い。